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学校イベントのバーベキュー中に専門学校教員がアルコール消毒液を噴射 18歳の男性生徒が死亡

火傷 トレンドニュース
Svein NilssenによるPixabayからの画像
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バーベキューの炭火が消えそうになったので火力を上げようと・・・

ある専門学校の行事で起きた事件。

先生と生徒の交流を深めるために定期的に行われていた学校行事であるバーベキューで、炭火が消えかかったため教員が炭にアルコール消毒液を使用し爆発。近くにいた生徒4人に炎が燃え移ったとのことです。

そのうち一人は病院に搬送されましたが、そのまま死亡したとのこと。

何故今回のような事件が起きたのでしょうか?

アルコールは揮発性が高い可燃物で取り扱いには注意が必要

今回使用されたのは消毒用アルコールですが、学生の時の実験でアルコールランプを使用したことはあると思います。

アルコールは可燃性の液体です。アルコールが消毒用に利用されているのは、細菌やウイルス、真菌といった微生物に対して高い殺菌力を持っている事も特徴ですが、その他に揮発性が高いことも挙げられます。揮発性が高いということは、乾燥しやすく手などに付けても直ぐに乾くため自然乾燥しやすいということです。

それと同時に、引火性も高く、高温な所に保管する、火気を近づけるといった行動を行った場合は一気に燃焼が始まるため、今回のように突然燃え上がり周囲への被害が発生してしまいます。

例えば、消毒用アルコールスプレーをライターの火に噴射すると、まるで火炎放射器のように一気に炎が上がります。

責任は誰がとることになるのか?

今回は学校行事で、教員が消毒用のアルコールスプレーを使用したために起きた事件のため学校側の責任問題に発展する可能性が高いでしょう。

管理体制や過去にも同じ事を行っていないか、改善や対策を考えなかったのか等々様々な非難が集中しそうです。

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